まさか自分が、迷惑メールの送り主に……【体験者が語るサイバー攻撃 Vol.2(前編)】

サイバー犯罪,体験者が語るサイバー攻撃,情報漏洩

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体験者が語る「メールアカウントの乗っ取り」

シリーズ【体験者が語るサイバー犯罪】の今回の語り手は、メールアカウントが何者かに乗っ取られ、自分のメールアドレスが送信元となって、電話帳の全アドレスに不審なメールが勝手に送られる被害に遭ったMさん。

今回の体験で、「知らず知らずのうちに自分が加害者になってしまう」サイバー攻撃の恐怖を味わったようです。

まさか自分が迷惑メールの送り主になるなんて……

――まず、Mさんが体験した出来事を詳しく教えてください。

Mさん(以下、敬称略):朝、起きてiPhoneの画面を見たら、何十通もの「MAILER-DAEMON(※送付先のアドレスが存在しない場合などに返送されるエラーメール)」が来ていたんです。泥酔した勢いか何かで、電話帳の全員に連絡した?……と思ったけど、それも絶対ありえないだろうと(笑)。当のメールアカウントを確認したら、大量に一斉送信した履歴が残っていて、「これはまずい!」と。

――送信履歴があるということは、メールのアカウントが乗っ取られたんですね! それはびっくりしますね。

:迷惑メールを受け取った場合の対処には慣れてても、今回は加害者にもなってしまったわけで……。勤務先の社長の業務用アドレスも電話帳に登録してあったので、「会社にも影響があったらどうしよう」と、顔面蒼白でした。鏡を見てる暇なんてなかったですけど(苦笑)。まさか自分が迷惑メールの送り主になるなんて、考えてもみなかった

謎のメールが、電話帳の全員に送られていた

――ちなみに、Mさんのアドレスからどんな内容の「迷惑メール」が送られていたんですか?

:記憶は定かでないですが、「Hello!」というタイトルで、中身は全文英語。本文には、ここにアクセスしてねというような文章と一緒に、URLが記載されていました。今思うと、人を騙すにしては随分「手抜き」なメールで(笑)。

――確かに、最近のよくできてる「標的型攻撃メール」と比べたら粗悪ですね(笑)。油断は禁物ですが。

M:登録してたアドレス数が元々そんなに多くないっていうのと、アドレスの多くが知らないうちに変更されていて不通のものが多かったおかげで、大局的に見れば被害が少なく済んだかと……。

◆続きを読む:パスワードの使い回しはダメ、絶対。【体験者が語るサイバー攻撃 Vol.2(中編)】

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